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炭の力 実は簡単メンテナンス&利用方法
炭のメンテナンス
■効き目が落ちてもパワー復活
竹炭を使っていると、だんだん吸湿力や消臭力がなどが落ちてきます。どのくらいもつかは、使い方や使う場所によって違いますが、効力が落ちてきたら再生します。
方法は簡単で、洗ってホコリや汚れを落とし、日に当ててよく乾かすだけ。
でも、この方法で再生できるのはおもに吸着力と消臭力でミネラルは出きってしまったら再生はできません。また、再生にも限度があるので、数ヶ月〜半年ぐらいで新しい炭と交換します。
入浴に使用している竹炭は入浴後、袋ごと取り出して、浴室内で乾燥させます。
さらに、1週間から10日に一度程度、鍋で水から10〜15分程度煮沸させて湯垢やよごれを出させ、日に当ててよく乾燥させます。
この手入れをすれば、だいたい3カ月程度効果がもちますが、効果がなくなったと感じたら新しい竹炭と交換してください。
炭の利用方法
■炭を別の用途で再利用
竹炭の吸着作用は繰り返し再生でき、ミネラルは再生できないという性質を利用して、竹炭を別の用途で再利用する順序を考えてみます。
まず、飲料水や調理、入浴にはミネラルが必要なので新品をおろし、何度か再生して使用します。ミネラル分がなくなってきたら、部屋や押入などの除湿・消臭用に使います。除湿、消臭といった吸着作用は再生できるので、しばらく再生しながら使います。
部屋に置く炭は新品がいいという人は、部屋である程度使ったあと、ミネラルが残っているので入浴にまわすこともできます。
ただし、においを吸着しているので、飲料や調理用には無理。下駄箱やトイレで使ったものを入浴で使うのもやめましょう。
こうして再利用させていると、毎月少しずつ購入するうちに、家のあちこちで竹炭が活躍するようになります。必要なところにたっぷりと竹炭を置くのも夢ではありません。
そして、いよいよ吸着力も落ちてきた竹炭は、最後は土に戻します。竹炭には土壌をよくする作用があるので、形状を活かし、鉢カバーとして、細かく砕いて鉢植えやプランターの土に混ぜたり、花壇や庭に埋めたりします。竹炭は無駄なく、環境にやさしく使い終えることができるのです。
出典:炭これは便利だ!102の使い方 谷田貝 光克[監修]知的生活研究所
竹炭は生活のあらゆるシーンで私たちの日々の暮らしをサポートしてくれます。