チャコールファーム|大阪府・高槻市 100%地元産竹炭を使用した「竹炭雑貨」のオンラインショップ
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ホーム  > 竹炭について > 「備長炭よりも使い勝手が良い」放置竹林を竹炭にして活用し、エネルギー循環を地元高槻から作りたい。

「備長炭よりも使い勝手が良い」
放置竹林を竹炭にして活用し、
エネルギー循環を地元高槻から作りたい。

間伐材などあらゆる有機物を化石燃料を使わずに炭にすることができる「開放式炭化炉」と「密閉式炭化ユニット」と呼ばれる炭化炉が大阪府・高槻市にはあります。
「開放式炭化炉」は一度にトン単位の竹炭を製炭することが出来ます。
「密閉式炭化ユニット」はコンパクトな蓋式の製炭炉で製炭場所を移動るさせることが出来ます。
大量の竹材を製炭することができる「開放式炭化炉」ですが、「移動させられないか」「もっとコンパクトにならないか」「短時間で製炭を終えられないか」などのニーズに対応していくことで、現在では箱形の「密閉式炭化ユニット」が主流となっています。
一基では製炭量は少ないものの二基、三基と連結することで、また、製炭回数を増やすことで製炭量を調整することが出来ています。
自然豊かな高槻から、この取組みを通じて、環境・暮らし・未来を改良したいという挑戦を続けています。

「開放式炭化炉」での製炭の様子

「密閉式炭化ユニット」での製炭の様子

密閉式炭化炉

炭化炉の蓋を開ける

割って用意している竹材

二層目からは交互に敷く

カゴいっぱいの竹材

着火する

およそ6〜8時間て?製炭する

竹炭が冷えてから取り出す

竹炭のほうが、備長炭よりも適している場面がある

「炭と言えば備長炭」。私もずっとそう思っていました。でも、竹炭の事を調べていくうちに、炭は自分が必要とする用途に合わせて選ぶことが一番大切だと知りました。

例えば、お魚を美味しく焼くなら備長炭。でも、においを吸着させたり、空間を調湿したりするのは苦手。価格の高い備長炭を使用するのはもったいないし非効率です。それには、少し低い炭化温度で製炭された、価格も備長炭より安く多孔質な竹炭の方が効果があります。

チャコールファームでは800度以上の高温で焼かれた竹炭をクラッシャー(破砕機)を使って3つの粒度に砕いています。粉炭、竹炭粒(小)、竹炭粒(大)、それに砕く前の大きさの竹炭をいれて4タイプの竹炭を使用し、調湿&消臭、園芸用、キッチン用、バス&サニタリー用、燃料(部屋の調湿用として使用し、もしもの災害時、煮炊きや暖を取るために使用出来ます)など、用途に合わせて商品作りをしています。

50代から、「地域資源を循環させる炭作り」に挑戦

代表である夫が50代に入った2010年頃、「定年を迎える頃には、地域に貢献出来る仕事がしたいな」と大学院に行き直し、その研修旅行で高い熱量を発する炭作りをしている方と遭遇し、地域資源を循環させる「炭作り」を始めました。

間伐竹材を活用した竹炭雑貨を製造・販売する「チャコールファーム」を創業

地元高槻市から長岡京市辺りは、タケノコの産地でしたが、廃業者が増え災害の原因となもなる放置竹林問題が深刻になっていました。

サントリー天然水の森、各地域のNPOの方々から竹を炭にして欲しいと依頼が多くなり、竹炭について調べていくうちに、そこから出る「間伐竹材」を炭にし、暮らしの中で使用することで山を綺麗に出来るのではないかと思うようになりました。

「暮らしに竹炭を取り入れるきっかけの商品になって欲しい」と竹炭雑貨を販売するチャコールファームを始めました。

自分自身が納得がいくまで、商品開発にこだわる。お客様の笑顔が私たちの励み

竹炭は他の木炭よりも多孔質(穴が多い性質)で、砕くほど調湿&消臭効果が上がります。

その特性を活かし、チャコールファームでは、主に粒竹炭を使用して商品を作っています。例えば、たかつき土産にも認定いただいている「シューキーパー」はチャコールファームのオリジナルな商品ですが、その形や中に入れる竹炭の粒度をどうするかにこだわりました。試作品を作ってみて、竹炭粒(小)を篩(ふるい)に掛けて2つの大きさに分け、小さい方を使用しました。手芸用の不織布だとどうしても微粉末が出てくるため炭を洗浄し、微粉末が出てこない不織布を探し出しました。


このように用途に合わせて竹炭を加工、適切な商品に仕上げていきます。

この商品はお客様に喜んで使っていただけるのか、自分自身、納得がいくまで商品開発しています。それは、「苦労するところでもあるけれど、楽しいところ」でもあります。「人にプレゼントしたら喜んでもらえて、私のもまた買いに来たよ」お客様の笑顔が私の励みです。

竹炭を暮らしに取り入れるキッカケになる商品を提供したい

チャコールファームの竹炭雑貨は、お客様が手に取って使っていただいて「これなら私にも作れるわ」と自分で作っていただける。竹炭が暮らしに取り入れられて暮らしの一部になる。そんな取っ掛かりの商品になってくれると嬉しいと思っています。


放置竹林を竹炭にして活用することで、再生可能なエネルギーを地域で循環する仕組みを、地元高槻から作りたい

山を整備した後の竹材を炭にし、暮らしに取り入れる。そうすればもっと可能性は広がります。
使用した後の竹炭を砕き土に混ぜることで、植物の根張りがよくなり植物が元気に育ちます。また、そうすることで二酸化炭素排出量の削減にもなり、地球温暖化防止対策にも貢献出来る。そんな循環があちらこちらで生まれていって欲しいと私たちは思っています。
実店舗はありませんが、たかつき土産やふるさと納税事業にも積極的に参加させていただき、地元高槻や近隣のイベントにも出店して、商品の使い方などをご提案し、多くの方に竹炭から繋がる環境問題にも関心を持っていただけたらと思っています。

800度以上の温度で製炭された竹炭はカロリーが高くおよそ7,000kcal/kgあります(石炭はおよそ6,000kcal/kg)。毎年豊富に生えてくる竹、3年もすると親竹と同じくらいに成長します。これを竹炭にし、エネルギーを作り出す。

深刻な放置竹林から出る竹を着火時の火と自然の風のみで化石燃料を使用しない「開放式炭化平炉」・「密閉式炭化ユニット」で竹炭にし、再生エネルギー資源として活用することで発電し、エネルギーに変える。まずは地元高槻から、地元の方々や子どもたちと一緒にこの仕組みを発信していけたらと思っています。
「竹炭の力」で子どもたちが笑顔で暮らせる地球のために。

竹炭は生活のあらゆるシーンで私たちの日々の暮らしをサポートしてくれます。